原発を考える-4-福島県知事選 井戸川かつたか候補、福島県内Report

福島の22日は肌寒い雨だった。

下記、21日-22日の一部Reportを転載したいと思う。

仮設住宅、避難受け入れであった場所なども回る。

是非にと呼ばれれば、はるばる遠路へも駆けつけた井戸川氏。


仮設住宅の人々とは、熱心に演説し激励、いたわり、涙し、厚い信頼を寄せた人々と固く絆を確かめ合った日だったと聞いた。


10月22日 Report

井戸川かつたか候補いわきにて。

熱く手を握りあう。

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その後、雨の中JR泉駅前へ


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◼︎10月21日

郡山市喜久田仮設住宅にて

演説を同行者の方からReport

下記引用。


*井戸川かつたか候補の演説

「どの候補も、放射線については語ってないようです。語れないようにされています。放射能の怖さは語ってはだめだよとされてしまいました。

本当の怖さはそこなんです。

 町と県との避難訓練をずっとしていました。事故前の訓練ではスピーディの予測がちゃんとあって、逃げ遅れた人にはヨウ素剤を飲んでもらうことになっていた。

しかし事故が起きた時はスピーディの情報ださない、ヨウ素剤は配らなかった。

みな、放射能の怖さは感じているが、行政が言わないから言えないようにされてしまっています。

みなさんの希望するようにしなければならないんです。私たちは一方的な被害者なんです。それを閉じ込めることをしているのが、福島県なんです。甲状腺がんの子どもがたくさんでていても、なんともないことだよーと宣伝している。

 巧妙に本当のこと語らない、知らせないようにしている。

みなさんが団結してものを申すようになれば困るから、不満をそらすようにしている。


その影で子どもたちが放射能の影響を受けていて、その結果たくさんのガンがでてしまった。本当は子どもも大人も検査しないといけない。

みなさんの生存権を守る闘いをしないといけない。今の福島県では、福島の本当の復興、救済になっていません。

つらい、悔しいと思い立候補しました。

賠償問題もそう。

家族が分断され、まだまだ賠償が必要とされています。

しかし県外に人がでて行くことを止めるために、知事は県外にでて行くことを止めました。

いつここからでて行けるかも示されない中、みなさんにがまんが強いられています。

私のポスターは、自分を売り込むためのポスターではありません。子どもたちを放射能から守っていますか、と書かれています。

 放射能と暮らすことに慣れてはならない。

放射能からの避難だったので、埼玉に避難しました。そして、みなで逃げられるところを見つけたので県庁にいったら、拒まれたんです。双葉のみなさんを分断したのは県庁でした。

 私は必死にみなさんを放射能から逃がしたいとやりました。

東京電力は、絶対事故は起こさないと私に約束したんです。それなのに、いまだに何の謝罪もない。

みなさんは何の罪もない善良な町民だったのに、一方的な東京電力のおこした事故で、双葉町を消滅させるなんて、許されてはなりません。

町民の無念さを私に託してください。

私が本当のことをいいながら、事故の後処理をさせます。

いい加減な賠償ですませてはなりません。みなさんが壊されたもの簡単には戻りませんよ。

私を大きな場所で話させてください。

お願いいたします。」

(上記が演説のすべてではありません。文章や言葉など抜けがあることをご了承ください)


◼︎10月23日 Report

井戸川かつたか氏

10/23 10時45分 塙町にて。

「ご当地にも放射能がきています。立地町の責任者として、きちんと責任を果たさないといけないと思っています。責任者は責任を果たさないとおとこでない。しかし、適当なことしているのが、今の県政です。

福島県の名誉回復のためにも、ただしい情報知ってもらって、放射能のないところに避難しないといけないんです。県は避難を中断させてしまったんです。放射能のあるところから、あるところへ避難させています。

...

塙町のみなさま、双葉の町民の避難を受け入れてもらい感謝しております。

双葉は賠償金もらっていいなぁと言われますが、本当は一ミリ以上のところは、被害者ですから、きっちり補償うけるべきなんです。みなさんも、もらうべきなんです。


塙厚生病院のみなさんのなかにも、双葉の方がおられるかとおもいます。避難にあたってわ私と一緒に放射能を浴びた方も職員さんにおられるでしょうか。

井戸川をお願いいたします。」

◼︎私感思想

#後、遂行予定、加筆修正します。

厳しい苦戦が続く。

しかし、井戸川氏は全く戦況を耳にしても動じず闊歩していくようだ。

出遅れた出馬のダメージを払いのけ、被曝を批判され、世間に笑われようとも良いではないですか、と説く。

「これから幸せにならなきゃならないんですよ、私達ははもう充分に苦しんだ」

この言葉に私は改めて被災がもたらした被災地の深い暗闇を知る。

報道では伝わらない被災により失われたものは、私達が普段、当たり前に持っていた安心、笑顔、安らぎ、穏やかな日常--そして明日を楽しみに暮らせた未来、家族や仲間の絆だと思う。

まだまとめきれないReportは多々ある。

また、私がやっと連絡を取り合えるようになった他福島に暮らし耐える方からのメッセージも悔しさ、苦しみが赤裸々に伝えられ、失意の中、井戸川氏に票を投じた方々がいた事も記しておく。

全体的に今回の福島知事選について情報、会議、集まりなどが開かれたことも包括的にまとめたいが、一旦ペンを置かせていただく。

今尚、不安が募る汚染地帯、東北だが。一人でも真の救済に向け希望と勇気を持って欲しいと心から願う。

︎記述.編集、応援/

”真に平和、平等な社会を願う名も無き有志団”

私たち、名も無き有志団は特定政治家と不正な駆け引きは一切していません。

私たちは「言葉より言動から人を信ず」を念頭に知事選を見守っています。

 ◼︎制作元 ”真に平和、平等な社会を願う名も無き有志団”

(c)namonaki-yuushidan.2014.10.-

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